またしても親が子を虐待し殺してしまったニュース

未熟な子供を叱り続け
罰を与え続け

褒められる事を知らず謝ることだけを覚えて
死んでいった5歳の女の子
なんて哀しく短い人生だったろう

子供は未熟であるからこそ
無限の可能性を秘めている

我が子を虐待する親は
そんな子供の可能性を恐れているみたいだ

自分の親としての未熟さを認められず
その事実を恐れて制御不能に陥ってしまうのだろうか

子育てをしていると
必要以上に叱ってしまったり
どうしようもなく腹が立ったり
何度もそういう経験をしてきた

そしてその度に
子供と共に涙を流し
共に成長してきた

でもそれらのすべての瞬間は
かけがえのないものだったと今は思う

腹を痛める事の出来ない父と子の
絆と信頼関係は
そうやって少しずつ築かれていくのだろうと思う

子供より何十年か長く生きて来たからって
親としてのキャリアは子供と同い年なんだと気づけたら
世界から我が子への虐待が少しは減るのかも知れない

子供と同じ目線と
たっぷりの愛情を注いで
この先も歩いていきたいと思う