「また来るね!」
と言っておきながら
なかなか行けないまま年月が過ぎてしまうというのは
よくあることだ
”また行く”という行為は
とてもエネルギーが必要だと思うし
(最初はいいんだよね、勢いもあるし)
そもそも来てほしいと思ってもらえなければ
行くことすら出来ないわけだから
今年また去年出会った人たちに会いに行くということは
僕の中でとても重要だったし
実際に行けたことは
自分の中のとても大切な経験として刻まれたはずだ
(2回行ければもうあとは3回も4回も変わらずずっと行けると思う)
というわけで行ってきました
八戸、宮古
八戸のみんなの歓迎が嬉しかったねぇ
そらもう気合い入りますよ
一生懸命歌って弾いて
去年もお世話になった八戸の由美さんは
今年は宮古までついてきてくれて
宮古では会場入り口にエゴッタマングループののれんがかけられていて
もう驚きと嬉しさで何とも言いようがない気持ちになりました
ホント密度が濃い時間を過ごさせてもらいました
音楽を鳴らし続ける意味なんて
ほとんど考えても意味のないことだけど
こうやって自分の音楽を待っていてくれて
それを通じて人と知り合って仲良くなって
いろんな話をして
それだけで十分だよね
少しずつ少しずつ
自分が鳴らす音楽で人々を楽しくさせている実感がね
僕の勘違いじゃなければ(笑)
きっとそういうものがカタチとして
僕の目には映っていた
そんな八戸、宮古でした
本当にありがとうございます
道中津波で襲われたたくさんの町並みを見ながらの旅だった
こんなところまで浸水したのかって驚かされたり
まだまだ復興は始まったばかりだったり
もう7年、まだ7年
津波の被害が特に大きかったと言われる陸前高田市にも立ち寄ってきた
爪痕、というレベルではなかった
ひとつの町がさっぱり消えてなくなってしまっていた
東京オリンピックに向けて建設中の巨大な国立競技場の予算を
少しでもこちらに廻せればよかったのに
そんなことをやはり考えてしまう
もちろん今さら東京オリンピック開催に対して
水を差すつもりは毛頭ないし
そこを目指して日々鍛錬しているアスリートの人たちのことは
心から応援している
自分が生きているうちには
おそらく二度と母国でオリンピックが開催されることはないだろうし
成功を信じて日夜働き続けている人もたくさんいるだろう
だけど・・・
いろいろ感じて考えた
”現場”を目に焼き付けておきたくて
今回の移動手段は全行程車にして良かったと思う
西日本の豪雨被害も深刻だし
移住した知り合いも被災した
日本全国どこに住んでいても
もう安心安全なんて言ってられないのかもしれない
旅先で出会った人々の幸せと健康
そして再会できることを心から祈るばかりです
人ひとりに出来ることなんて限られている
ただ日々を生きる
それだけです
”声にならない叫びをあげても
届かない祈りはまだ
それでもまた祈るよ”
Find a way