昭和61年の夏休み直前
小学校4年生になっていたオレに
母が突然聞いてきた

母「洋平、夏休みキャンプ行っておいで」
オレ「行く!」
母「2泊のと3泊のとあるんだけど、どっちにする?」
オレ「3泊!!」
母「父さんと母さんは行かないけど、大丈夫よね?」
オレ「子供たちだけで?うひょー!!」

こうしてオレは当時の親友・大川量正(通称:オーキャン)と渡辺一宏(通称:かーくん)を誘い3泊4日の夏のキャンプに応募した

このときはもう
子供だけでキャンプに行けるってだけで
心は踊り舞い上がり
疑うことを知らない少年の瞳はキラキラと輝いていた(はずだ)


まさか参加するキャンプが過酷で厳しい
(あくまでも温室で育った小学校4年生にとって)
小野田自然塾だなんて知らなかったから


つづく