5年か6年くらい前
石原都知事が
新宿ゴールデン街を再開発するって聞いたとき
アッタマに来て
この歌を書いた
自分のそのときの思いは今
開発という名の崩壊を続ける日本全体に向いている
この写真は産卵に上陸した海ガメが
テトラに行き場所を塞がれ彷徨った足跡だ
人間の愚考は
自然界にとって大迷惑
原発事故によって
周辺の町が死んだんでしょ?
人間がいなくなって
喜んでいる生物はいるだろうけど
汚染で動物も植物も育たないかも知れない
だけど
人間の存在そのものを否定することとは違う
都合がいいように聞こえるかも知れないけど
それは違うと思うんだ
「じゃあどうすんだよ!」と結論を急ぐ人が多いけど
答えを見つけようとするのではなく
まずは感じて
考えていくことが大切だと思う
生き物である以上
生きるしかないのだから
人は生産し消費し搾取するという
経済サイクルを生きる術に選んだのだから
そりゃ仕方ない
それを否定しだしたらキリがない
もうこれ以上ギターも作れなくなっちゃう
そしたらヴィンテージギターの値が高騰しちゃって
そりゃもう大変なことに・・・・・
話がそれましたが
大切なのは
その経済の在り方を
人間の存在の在り方を
この機会にしっかり考え直そうぜ!
ってことだと思う
手遅れになる前に
素晴らしいし、人間の業だと思うけど
古き良きものを残すという作業を
同列で考えたいよな
過去のものを排除するのは
現在を否定することにも繋がると思う
現在もすぐに過去になるんだから