本日5月1日
エゴッタマングループの1stアルバムが全国発売となりました♪

タワーレコードオンライン
http://tower.jp/item/4468225/EGOTTAMAN-GROUP

Amazon
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TSUTAYAオンライン
http://shop.tsutaya.co.jp/cd/product/4525118067722/

などなど
各オンラインショップならびに店頭にてお求めいただけます
(ただし店頭でのお求めは取り寄せになります)

そして先日4月22日のレコ発ライブ東京会場の模様を
平田愛さんにレポートして頂きました

当日お越しになれなかった皆さまに
雰囲気が伝わればと思います

ご一読ください♪


=エゴッタマン・グループレコ発レビュー=
2017年4月22日(土) HEAVEN青山 文と写真:平田愛

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2017年4月22日、雨の外苑前。
私にとって、外苑前は特別な場所。
東京で年に1度、お囃子を聴きながら郡上踊りが踊れる大切な場所。

故郷の匂いや味や音を楽しめる場所なのだ。


でも今日は、ロックを求めて来た。
ロックを聴きに、外苑前のHEAVEN青山へと来た。
ギターの音とドラムとベース、お酒と何かを求めて。
その何かが分からなくても、きっとロックが教えてくれる事だけは分かっている。


昨年6月クローフィッシュ赤坂で玉木洋平君の声に痺れてしまって以来、彼の歌声に会いに来たのは、

今日が彼のバンドEGOTTAMAN GROUPの1stアルバム発売記念のライブだからだ。


EGOTTAMAN GROUPのライブは初見だ。でも、ペンとメモとビールを手に期待しかない。

DJKUME氏が作り出すBGMに、期待が安心に変わっていく。


Bob Dyranの『雨の日の女』が掛かった瞬間に、時計を見なくてもここからが今日の始まりだとわかった。
昔からのEGOTTAMAN GROUPファンみたいな気分になった。

セットリスト、必要かな?いらないね?
レビューにセットリストを載せるのは、文字数稼ぎが必要だからだ(極論)。

私がセットリストまで書いてると、文字数が多過ぎて誰も読んでくれなくなるから。それは困る。


ゲストとして演奏した高木栄一郎氏が、

「EGOTTAMAN GROUPの『流星』という曲を初めて聴いた時、俺の曲だ!と思った」

とMCで語り会場の笑いを誘っていたその曲からのスタート。


こんなに懐かしくて哀愁が漂うのに、愛が溢れるロック。これは、誰もが自分の曲だ!って思うかもしれない。初っ端から鼻の奥がツンとしてしまう。


もしもEGOTTAMAN GROUPのアルバムを手に入れたら、メロディは勿論、歌詞をしっかりと感じて欲しい。

美しい日本語が散りばめられている。花や風や信じる事や歌や生や夢が、存在する。

セックス・ドラッグ・ロックンロール。
ロックが如何わしい魅力で、若者を魅了していた時代があった。
だけど、若者達は分かっていた。
ロックが如何わしいんじゃない。
ロックを如何わしいと感じる大人が如何わしいんだ。
僕達は、そんな如何わしい大人にならない。
その反抗と覚悟達が、ロックをもっともっと魅力あるものにした。
そのロックが、此処にある。
この瞬間に、そのロックを感じる。


EGOTTAMAN GROUPは、そのロックを感じさせてくれる。
そのロックじゃなきゃダメなんだって事を思い出させてくれる。


あっという間の60分。
揺れる。歌う。笑う。歌う。
アンコールになって、ずっと気になっていたタイトルがやっとステージから飛ぶ。
『ロックの奴隷』

そうだ、私も『ロックの奴隷』だ。
私のSGの弦は錆びて、埃を被っているけれど、間違い無くロックの奴隷だ。
ライブ前に求めていた何かの答え、それが『ロックの奴隷』だ。

手放す事の出来ないスマートフォンの中には、数え切れないロックが詰め込まれている。
昨日も今日も明日も来年も10年後も死ぬまでロックを聴き続けているだろう。

ロックが無ければ、今の自分は存在しない。

そして今日、私のロックのライブラリに、EGOTTAMAN GROUPが追加された。


【追記】

EGOTTAMAN GROUPのギタリスト毒イトー氏の『いいんだぜ』ファンにとってはお馴染みだろう。

この曲については、文字にしたらダメなのは分かってる。でも、書かせて。

世界の神様仏様の誰よりも優しく寛大な許し(赦し)を得られる、こんなにバカバカしい曲は、他に無い。

最高にロック。こんな神様ソング、聴いた事がない。


多分(絶対)ライブでしか聴けないから、みんな、絶対ライブで聴いて!一緒に歌おうよ!



【2017.4.22.HEAVEN青山セットリスト】

Opening S.E. Rainy Day Woman(Bob Dylan)

1.流星

2.デッドフラワーズ

3.転がる石のように(Bob Dylan)

4.赤い大地

5.石畳に咲く花

6.いいんだぜ(中島らも)

7.Starting Over(John Lennon)

8.Feel

9.ビューティフルデイズ

アンコール

1.ロックの奴隷

2.シングルフラワー