昨夜横浜寿町音小屋で
8月のライブが無事すべて終了

2月のグレゴリー・ペイジ来日ツアーでの前座
4月に横浜と東京で開催したアルバムリリースパーティ
6月のイトーちゃんとの東北ツアー
そしてベイホールでのサマフェス

とても充実した半年間だったと思います

その締めくくりに
横浜のアコースティックユニット地下水道との縁で
寿町の音小屋でライブ出来たのはもうサイコーだ

「いい音を鳴らしたい」
ただその一心で活動を続けさせてもらってるんだけど

「いい音を共有したい」
という思いもやはり強くなっていくもの

バンドのメンバーはもちろん
聴きに来てくれるお客さんに
自分たちの音を受け止めてもらいたい

そのためのライブでありレコードであるということは
嘘偽りのない正直な思いだもんなぁ

練習だってするし
バンドマンだし

そのためにも
バンドの鮮度を大事にしつつ
熟成期に入ってきていることを実感しつつ
また新しいチャレンジに向かいたい

そうやってお客さんを「あっ!」と驚かせたい
いつもそんなことばかり考えてます

ちょっとモヤモヤしたりもするし
不安になることもある

だけど付き合ってくれるメンバーと家族がいるし
応援してくれる人もいる

前に進むことを止めちゃいけないんだよ、きっと
後退しているように見えるときでも絶対進んでると信じて音を鳴らす



アルバムリリースしてから書き溜めた曲は
10数曲になっていて

最終的には20〜30曲くらい書いて
その中でバンドにふるいにかけてもらおうと思っている

というよりやっていく中で
自然とバンドにハマる曲が残っていくんだと思う

バンドが似合う曲、弾き語りがいい曲いろいろある


昨日やった新曲は
そんな中の一曲なんだけど

あの一曲が追加されただけで
ライブの構成にかなりのアクセントをつけることが出来たと思う

(その新曲をやる順番を飛ばしたのはオレです)

終演後ステージの袖で着替えながら
ドラムの久保田さんと

「もっとやりこめばどんどん遊べそうだね!」

って話になって曲の可能性も感じている
そういうメンバーとの共有もバンドならではだと思う


先日中学時代の野球部の親友と20数年ぶりに再会した時に

「野球は思いやりのスポーツだと思う。
相手が取りやすいところに取りやすいボールを投げる。
たった一人マウンドに上がるピッチャーにみんなで声をかける。
孤独な打席に向かうバッターの背中を押す。
チームスポーツなのにひとつひとつの局面では
必ず一人一人にスポットライトが当たる。
ファインプレーもエラーもヒットもホームランも三振も必ず目立つ。
逃げ場所がないから”一人じゃないよ”と声を掛けあって連帯感を出す」

彼は甲子園に出て大学ノンプロそしていまは大学のコーチ
野球道をひたすら走っている彼にそう聞かされて
とても説得力があったしとても感動した

もしかしたらバンドも同じかも知れない
ボーカルはチームのエースだ
それを支えるドラムがキャッチャーで
ギターは遊撃手だな

アイコンタクトや無言のやり取りや音のキャッチボールの中に
バンドのメンバー間に存在する信頼関係と思わずニヤリとする瞬間
グルーヴはそこからしか生まれない


秋からのライブで自分たちにどんな変化が訪れているか
また楽しみになったりもしているのです

しばらく地方で演奏してきます
仙台と山梨のイベント出演です

関東では10月に池袋と横浜です

池袋は音楽評論家・鳥井賀句さんのイベント
THE SHAKESの黒水伸一さんも出演されます
お会いするのが今からとても楽しみなのだ!

そして横浜はおなじみエゴッタマン企画・Rockin' Raw Music Vol.13
横須賀からGOODRICH、本牧からMARTHA DARTHAが来てくれます
どちらも絶対オススメの夜になりますので遊びに来てください!

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