フリーホイーリン

今にも泣き出しそうな
冬の空

北海道の暴風雪は
被害が心配ですね


なんとなくこの季節は
もの淋しくて
ぽっかり穴が開いてしまったような

そんな落ち込んだ気分になりますね

無気力だな〜
これではイケナイな〜

そんな風に感じながら
なんとなく風に吹かれて

日常をやり過ごしている
エゴッタマンです


そんな季節にぴったりな曲
アルフィの「木枯らしに抱かれて」でも
いいんですが

ボブ・ディランの
『北国の少女』


誰しも
思い出の中に
大切な人っていますよね

青い時代の思い出が
心を温めてくれたりします


この曲が収録されている名盤
『フリー・ホイーリン』に一緒に映っている
ディランの当時の恋人スージー・ロトロ

ディランに多大なる政治的な影響を与えたと言われる彼女ですが
昨年2月に亡くなっていたんですね

享年67歳





『北国の少女』

北国のバザーに行くんだってね
国境の山から風が吹き下ろす街さ
そこに住む人に伝えてくれないか
かつて僕が愛した人なんだ

夏が去り木枯らしに雪が混じる
そんな季節にあの街に行くのなら
その人が着ているコートを見てくれないか
彼女は寒さに凍えていないだろうか

やわらかい髪が風に揺れ
軽いウェーブが首筋を遊ぶ
どうか僕のかわりに見て来てくれないか
それが愛した彼女の記憶なんだ

彼女は僕を覚えているだろうか
何度だって祈ったよ
それが暗い闇の中であろうと
まばゆい光の中であろうと

北国のバザーに行くんだってね
国境の山から風が吹き下ろす街さ
そこに住む人に伝えてくれないか
かつて僕が愛した人なんだ


日本語バージョンを作ろうと
曲の背景をいろいろ調べていたら

サイモン&ガーファンクルの
「スカボローフェア」に通じるんですね

She once was a true love of mine

両方の曲に使われている
この詞は

SGファンにとっては
あまりにも有名なフレーズ