衆院選挙の
投開票が終了しましたね

皆さん投票には行きましたか?


自民が政権を奪回するであろうことは
ある程度予想していたけれど
まさかここまでの圧勝とは思わなかった

これで自公合わせて325議席を獲得し
仮に参院で否決となっても法案が再可決できることに
なってしまった

維新もあわせたら379議席
憲法9条改憲は
数字上可能になってしまったのか

自民党内で
十分に議論して慎重に
法案提出していただきたいものデス

もちろん
戦争で解決なんてことには
ならないと信じていますが

赤紙が来たって
ウチの息子は断じて出しませんぞ!


だからこそ
もう少し票が割れることを期待しましたが
衆院選挙戦後最悪とも言われる投票率じゃあね

この投票率の悪さは
まったく予想していなかった

自分の身近なところにも
選挙に行かない人がいて
しかも行ったことがないって言われて
びっくらこいて
ウンコ漏れるかと思いました

投票先がないという考えで
棄権するというのは
いかにももっともらしい意見ですが

それはただの逃げ

もう少し勉強すれば
少しは期待してみようかなという
党員、政党はかならずあるはず

本気でそう言ってるなら
無記名投票してでも
投票所に出かける気概が欲しい


天気も良かったんだし


もうあれだね
こんなご時勢に気軽に

「選挙行く?行った?」

なんて聞けないね

人間関係が壊れるんじゃないかと
心底思ったよ(笑)

でも投票所で一緒になったウチのお隣さんが
自分と同じく
自民アベ氏のカツゼツの悪さを心配していたのには
笑いましたが


もちろん
小選挙区制という選挙制度の弊害・見直しは
議論されるべきだと思う

地方になればなるほど
自民・民主+1〜2党ばかり

無党派層にとっては
入れるとこねーよ!って
棄権したくなる気持ちは分かる

それにしてもだ

今の政治に期待なんかしてないから
投票しないという人
大きな間違いだと思います

期待するしないは
投票するしないとは

関係ない

国民に与えられた権利を行使するのは
国民の義務だと思うからです

義務教育って言うじゃない
あれ国が子供に教育受けさせる義務だからって
給食費払わないクソ親がいたけれど

間違ってるよね

本当は
国が15歳以下に与えた教育を受ける権利に対して
親が子供に教育を受けさせる義務なんだよ
オレはそう認識してる


なんでも都合のいいように考えると
おかしなことになると思う

権利と義務の話
自由の裏側には責任があるという話

中学ん時の担任が
よく話してくれたなぁ


あと
震災以降の政治ビギナーや
ワールドカップやオリンピックと同じ
にわか政治好き気取りが多いという
意見を垣間見て

まあ俺もそんなようなモンだから
ちょっと反省したりしたんだけどさ


たまたま選挙が近いから
あちこちでつぶやきやブログアップを目にする機会が増えたんだと
思うよ

それは何よりそう言う本人が
いちばん注目しているからこそ

目に付いたんじゃないかな
気持ち分かります

でも
いいことなんじゃない?

ツイッターやブログのおかげで
良くも悪くも他の人がどんな風に感じているのかを
読ませてもらうことができるので

いかんせん勉強不足の俺なんかは
とても勉強させてもらってマス

いろんな意見が入ってきすぎて
時々イヤになることもあるけれど

とても貴重なことだと思う
出来る限りいろいろな意見を吸収して

その上で自分なりの考え方
自分の生き方や生活に見合ったモノの見方を
身に付けていけたら
それはすごくいいことだと思うんだよ

きっかけなんて
人それぞれいろいろある

震災以降いろんな人が政治に目覚めたなら
それでいいと思うし

実際に立候補した山本太郎や

とにかく一言言わせろと
私財を投げ打って立ち上がった
北関東のじいさんは立派だと思う

その中で開票速報時に
NHKのキャスターに対して横柄な対応をした
橋下徹には

すごく不快感を感じたけどね


選挙に興味を持つ人が増えたということは

やっと国として本来の姿に
戻りつつあるということなんだよ

だからこそ
あの投票率の低さは
本当にイヤになった

内戦や貧困と戦う国で
選挙や政治に無関心な国民はいないはずだ

俺だって本当の意味で
政治や選挙に興味を持つようになったのは

親になってからだよ

学生や独身のときなんて

「今は不自由してないから自民」
っていうなーんとなくイイ加減な立場だったね

原発だって
震災がなければ今でもどっちでも良かったかも
知れない

現に震災直後の自分は
『原発むやみに不要論反対』の立場を取っていたし
それからいろいろニュースや本を読み漁って
それから初めて原発反対の立場となった

はじめて清志郎の歌の意味が
わかった気がするんだ

詞の内容じゃなくて
なぜ歌うのかという本当の意味ね

平和を愛する
ジョンレノンの歌は理解していたはずなのに
身近な日本のことを歌った
清志郎の歌は俺にはちゃんと届いていなかったんだ

でも福島の事故以前に
チェルノブイリやスリーマイルのことを勉強して
本当に心の底から原発に反対している人間が
果たしてどれくらいいたのかって

やっぱりその程度だと思う

あの時は
普段自衛隊不要論を唱える人が
鳴りを潜めているように
今は電力がとにかく必要じゃないかと

熱く声を張り上げていたもんだよ

そういう自分の行動だって
すでに勉強していろいろなことを知っている人にとっては

バッカじゃねえの!勉強して出直して来い!
って思われただろうね

でも自分も必死だったし
無知だったことをとても後悔した

だいたいそういうもんだ
知らないってことを知るところから
すべては始まる


あるアーティストがつぶやいていた

革命なんていらない
投票率が倍になるだけでいろんなことが変わるのに

って


脱原発は
世論が6割
当選が3割

衆参だけじゃなく
選挙もネジれてるよ

このネジレを失くすためにも
一人でも多くの人が投票するってことは
必要だと思ったよ


もちろん
理想論を掲げればいいってモンではないのは
分かっているよ


なんのための
選挙だったのか

そもそも
「違憲状態」で行われた
今回の選挙は有効なのか

今回の選挙は
国民に何を問いかけたのだろうか

そして国民は
何を応えたのだろうか


一度は首相を辞任した人が
返り咲くってことは

引退したはずの横綱が
もう一度優勝するってことでしょう


まずは
夏の参院選まで
注目していくよ


そんでさ

消えた年金とか
子供手当てとか

もうなかったことになるのかしらん?